MT4 / MT5プラットフォーム

海外fxのxmには、MT4(メタトレーダー4)/MT5(メタトレーダー5)という取引ツールがあります。


今回は、MT5(メタトレーダー5)について、説明します。

まず、特徴としては、以下の内容が挙げられます。

・処理速度がアップ
・21種類の時間足に対応
・ストラテジーテスターの機能向上
・テクニカル指標の充実
・チャート表示を増強
・注文機能の向上



それぞれ具体的に説明しますね。

・処理速度がアップ

XMのMT5は、MT4と比較すると、アプリケーションの動作スピードがアップしているので、より快適なトレードを体感できます。これまで、取引の際、タイムラグを感じたような高負荷の作業でも、ストレスを感じない動作環境を体験できます。



・21種類の時間足に対応

MT4の時間足は、1分足から月足までの9種類の時間足表示でしたが、MT5では、時間足表示機能を細分化、2分・3分・20分・2時間など、より細やかで、かつ、21種類の時間足表示の利用を可能としました。

※時間足とは、チャート上の一定時間の値動きを表す単位です。時間足が短いほど、値動きの細部が確認できますが、トレンドが把握しづらくなります。一方、時間足が長いほど、トレンドが把握しやすくなりますが、値動きの細部が確認しにくくなります。



・ストラテジーテスターの機能向上

メタトレーダーには、選択期間の過去の値動きに基づいて、自動売買システムの状況を確認するための、ストラテジーテスター機能が付随されています。MT5では、このストラテジーテスト機能をパワーアップしています。複数銘柄・時間足のクロス集計に加え、最大逆行幅・最大順行幅など、検証項目を大幅に増加させました。


※ストラテジーとは、目標を達成するための計画や戦略のことです。

※クロス集計とは、アンケート調査や市場調査などのデータ分析でよく使用される方法です。例えば、ある商品の購入者を性別や年齢で分類して、それぞれのグループで商品の購入率を比較することで、商品のターゲット層を把握することができる、といった具合です。fxでのクロス集計の場合は、二つ以上のデータの相関関係を調べる、ということになります。

※最大逆行幅・最大順行幅とは、過去に行った取引でどれだけの含み損や含み益が発生していたかを算出し、そのデータをチャート上に表示させる指標です。実際に行った利益確定・損切りのタイミングと比較することで、タイミングが適切だったかどうかを検証することができます。






・テクニカル指標の充実

 XMのMT5では、インジケーターの種類が80種類以上、と大幅に増強したインジケーター(テクニカル指標)が標準搭載されています。また、1つのチャート上で、同時に複数のテクニカル指標を表示できるため、トレンド分析系とオシレーター分析系に、ローソク足分析を組み合わせるなど、これまで以上に、分析の幅を広げることができるようになりました。


※テクニカル指標とは、過去の価格データや出来高データなどから、将来の価格変動を予測するために使用される指標です。テクニカル指標は、単独で使用しても有効ですが、複数の指標を組み合わせることで、より精度の高い予測を行うことができます。

※トレンド系分析は、価格の方向性を判断するために使用されます。中長期予測の際、使われることが多いです。

※オシレーター系分析とは、価格が買われ過ぎか売られ過ぎか、価格の勢いは、といったことを判断するために使用されます。オシレーター系分析は短期予測に使われることが多いです。

※ローソク足分析の「ローソク足」とは、ある期間の始値、終値、高値、安値の4つの値を組み合わせて描かれた図形のことです。その形状や位置関係からさまざまな情報を読み取ることができます。
 例えば、ローソク足の陽線(白線)は、終値が始値よりも高いことを示しており、上昇トレンドの兆候と見なされます。一方、ローソク足の陰線(黒線)は、終値が始値よりも低いことを示しており、下降トレンドの兆候と見なされます。
 ローソク足分析は、単独で使用しても有効ですが、他のテクニカル分析手法と組み合わせることで、より精度の高い予測を行うことができます。また、ローソク足分析は、相場全体のトレンドだけでなく、個別銘柄のトレンドや、相場の転換点などを予測するのにも役立ちます。








・チャート表示を増強

 XMのMT5では、チャートのドッキング解除やミニチャートの表示機能など、MT4にはない新機能が実装されています。
 ドッキングの解除では、MT5内のチャートを独立させ、PC画面上のあらゆる場所での表示することができます。また、ミニチャートの表示機能を利用することで、簡単なマルチタイムフレーム分析をすることもできます。


※チャートとは、過去の為替レートの変動をグラフ化したものです。縦軸は価格を、横軸は時間を示しています。時間の経過とともに、価格がどのように変化したかを確認することができます。

※チャートのドッキング解除とは、チャートの画面のみを切り離すことができる機能です。これによるメリットは、パソコンの負担を減らすことができること、そして小さい画面でも複数のチャートを見やすくできること、ですね。

※ミニチャートは、個別の銘柄のチャートのみを確認する場合に有効な方法です。

※マルチタイムフレーム分析とは、短期から長期まで、複数の時間のチャートを総合的に分析し、どのように売買するかを考える方法です。英語の「Multiple Time Frame Analysis」を略してMTFと呼ばれることもあります。
 単一の時間足だけで相場分析をすると、その時間足だけの値動きしか把握することができません。しかし、短期的には下降する流れであっても、長期的な時間軸で見ると上昇指向が継続中ということもあるわけです。こうした場合に、マルチタイムフレーム分析の考え方を持っていると、再度上昇に転じる可能性があることもわかってきます。




・注文機能の向上

 XMのMT5では、MT4で採用されていた、3種類の注文方法(成行・指値・逆指値注文)に加え、新たに「ストップリミット注文」に対応いたしました。ストップリミット注文は、押し目買いや戻り売りを狙う局面で非常に有効な手法で、これによりMT5トレーダーは、リスクを低減させ、機会損失を最小限に抑えたトレードが実現します。

※成行とは成行注文のことで、値段を指定せずに、その時のレートで注文する方法です。
 売買が成立しやすいというメリットがありますが、fxの性質上、注文から実際に約定するまでの間にレートが変動し、注文の時の価格と実際に売買いした価格との差が発生する場合があります。(スリッページといいます)


※指値とは指値注文のことで、自分が売買したいレートをあらかじめ指定する注文方法です。
 買い注文なら現在価格より安い価格、売り注文なら現在価格より高い価格を指定し、指定した価格になると約定されます。
 自分の指定した価格で約定できる反面、指定した価格にならないと約定が行われないため、売買が成立しにくいという特徴があります。

※逆指値注文とは、指値注文とは逆に、現在よりも不利なレートを指定する注文方法です。
 買い注文なら現在価格より高い価格を、売り注文なら現在価格より安い価格を指定します。
 例えば、新規で注文を出し売買が成立したものの、まだ決済していない未決済分(ポジション)を持っている場合に、損失をあらかじめ限定したり、或いは一定の利益を確保するために、この注文方法を使います。

 


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