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スワップとは、簡単にいうと、二国間の金利差のことをいいます。

つまり、金利の高いほうの通貨を買うと、スワップを受け取ることができますが、反対に金利の高いほうの通貨を売ると、スワップを支払うことになります。


では、スワップポイントとは何か?というと、各国通貨の金利差による調整損益のことです。その損益が、ポジションを決済するまで毎日発生します。

※ポジションとは、信用取引や先物・オプション取引、外国為替取引などで、手じまいされずに未決済のまま残っている約定のこと。

※約定とは、売買が成立した状態のこと。


つまり、高金利通貨を買い、低金利通貨を売れば、スワップポイントを受け取ることができる、というわけです。


各国通貨の金利は、各国の政策金利で決まります。一般的に、政策金利は先進国の通貨は信用度が高い、ということで低い金利設定になっています。反対に途上国の政策金利は、信用度が低いということで高い金利設定になっています。

例えば、先進国でいうと、日本の政策金利は-0.10%ですし、途上国のほうでは、トルコの政策金利は14%となっています(2022年9月現在の情報になります。



とはいうものの、スワップポイントは、日々の為替相場や市場金利で変動があるので、どのタイミングでスワップポイントが決まるか、が大事なポイントになります。


xmでは、スワップポイントが決まるタイミングは、日本時間の朝6時(冬時間の場合、朝7時)です。これはニューヨーク市場が閉まる時間になり、平日の月曜日から金曜日のロールオーバーが発生するという意味にもなります。

スワップポイントが決まる決済日のことを具体的に書くと、木曜日に行った取引の決済日は月曜日、金曜日に行った取引の決済日は火曜日になります。そのため、水曜日には、週末(土日)分を含めた3日分のスワップポイントをまとめて加算されることになります。(週末は取引停止のためロールオーバーは行われません)

つまり、水曜日をまたぐかどうかで、プラスの場合はもちろんですが、マイナスのスワップによる損失も、通常の3倍となることを意味しています。なので、水曜日を跨いでポジションを保有する場合は、特に注意が必要です。




次に、xmのスワップポイントの計算方法ですが、以下のようになります。

(契約サイズ × 少数桁)× (ロット数(取引量))× (スワップ値(買い/売り))


※契約サイズ・少数桁は、MT4/MT5(メタトレーダー)にて確認することができます。MT4/MT5の「気配値表示」から希望する通貨ペアを右クリックし、「仕様」を選択すると、契約サイズ・少数桁を確認することができます。少数桁は、表示が「3」であれば「0.001」、5桁であれば「0.00001」になります。



スワップポイントを日本円に換算する場合、上記の計算式に、対円レートで換算する必要があります。

とてもメンドクサイですよね。

マイクロ口座の場合は1ロットの通貨量が異なるので、スワップポイントは上記の計算結果の1/100になるので、さらにメンドクサクなります。


しかし、xmでは、スワップポイントを簡単に計算できる「XMTrading スワップ計算機」があります。

https://www.xmtrading.com/jp/forex-calculators/swaps?utm_source=xem.fxsignup.com&utm_content=923&utm_medium=affiliate


スワップポイント計算機に入力するのは、

①口座の基本通貨と、スワップポイントを計算したい②通貨ペアを選択し、次に、取引を行う③口座タイプと④ロット数量を選択し、「計算する」をクリックします。

これで自動的に計算がされます。


ただ、スワップポイント計算機の結果は、通貨ペアのレートにより常時変動します。そのため、実際に取引するタイミングにより、差が発生する場合もありますので、その点、注意が必要です。





xmにおけるスワップポイントには、以下のようなルールがあります。

・スワップポイントのみの出金はできない

xmでは、スワップポイントによる損益は、一括で口座残高に反映されます。そのため、出金可能な残高へ反映させるのであれば、オープンポジションの決済を行う必要があります。

ただ、オープンポジションのスワップポイントは、有効証拠金の計算に含まれるので、証拠金維持率にも影響します。そのため、思わぬロスカットによって想定外の損失が出る可能性もあるため、口座の残高には十分注意する必要があります。

※オープンポジションとは、まだ決済していないポジションのことです。

※証拠金とは、担保のことです。証拠金には、有効証拠金と維持証拠金、必要証拠金などがあります。実際に取引するにあたり、重要なのは、有効証拠金と維持証拠金ですね。有効証拠金から維持証拠金を引くと、実際に取引できる金額を知ることができます。

有効証拠金は、以下の計算式で表すことができます。

有効証拠金=証拠金+(為替差益または為替損益)


※証拠金維持率とは、ポジションをするための必要証拠金に対して占める有効証拠金の割合のことになります。この割合が一定水準より低くなると、証拠金の入金を求める連絡が来たり、保有しているポジションを強制的にロスカットされてしまいます。

ちなみに、証拠金維持率は、以下の計算式で計算することができます。

証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100


※ロスカットとは、一定の損失を発生させた場合に、預けた資金(証拠金)以上の損失を発生させないよう強制的に決済される仕組みです。ロスカットというと、マイナスのイメージがありますが、大きな損失を与えないよう、投資家保護のために行われる仕組みになります。


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・先物CFDと仮想通貨CFDにはスワップポイントが発生しない

XMTrading(エックスエム)では、先物CFDと仮想通貨CFDはスワップポイントの対象外となっています。コモディティ(商品)、エネルギーは全て先物銘柄となっていて、全銘柄にてスワップポイントが発生しないです。また、貴金属と株式指数にも一部、先物CFDが含まれているので、注意が必要です。

先物か、現物か区別する方法ですが、現物なら、銘柄名の末尾に(Cash)、先物の株式指数は銘柄名の末尾に(DEC21)などの限月が記載されているので、そこをチェックすればスワップポイント対象かどうか確認できます。

※CFDとは、差金決済取引という意味の「Contract For Difference」の頭文字をとったものです。fxとよく似た仕組みですが、取引に際しては証拠金を預けて銘柄を売買します。そして、その差金のみを決済します。現物の売買がない、という点がfxと異なりますね。


・スワップポイントの両建てはマイナスになる

XMTrading(エックスエム)では、スワップポイント狙いの両建ては、マイナスになる設定になっています。また、異なる口座・異なるブローカー間での両建て取引は禁止されています。これらの違反行為が行われた場合、口座凍結などの処理が行われる可能性があるので、注意が必要です。




最後に、スワップポイントを確認する方法を紹介します。

・MT4/MT5(気配値表示画面)
XMTrading(エックスエム)のMT4/MT5を起動します。そして、「気配値表示」画面を表示します。気配値表示画面にて希望する通貨ペアを右クリック後、「仕様」を選択します。気配値表示画面が非表示となっている場合は、MT4/MT5メニューより「表示」をクリック後、「気配値表示」を有効にします。

・MT4/MT5(取引条件画面)
取引条件画面が表示されたら、最下部までスクロールします。当該通貨ペアの「買いスワップ」及び「売りスワップ」を確認することができます。



発生したスワップポイントを確認する(ポジション未決済時)

ポジション未決済時に発生したスワップポイントは、XMTrading(エックスエム)のMT4(メタトレーダー4)/MT5(メタトレーダー5)の「ターミナル」内、「取引」タブにて確認することができます。スワップポイントの受け取りまたは支払いが発生すると、為替損益と同じく含み損益として有効証拠金の計算に反映されます。


付与済みのスワップポイントを確認する(ポジション決済後)

ポジション決済後、付与されたスワップポイントは、XMのMT4/MT5の「ターミナル」内、「口座履歴」タブにて確認することができます。ポジション保有中のスワップポイントは、含み損益として計上されていましたが、ポジションを決済した時点で損益が確定し、残高へ反映されます。

 

 

 

 

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